We’ve updated our Terms of Use to reflect our new entity name and address. You can review the changes here.
We’ve updated our Terms of Use. You can review the changes here.

メ​テ​゙​ィ​ア​・​ア​ー​ト

by Kijibato

/
1.
デタルジ・デイバド
2.
音楽の内大体の曲は考えなし聞き流して そしてそこから歌詞を聞き込み何か汲み取れるまで ずいぶん距離があることずっと気がかっていたけれど 半分以上そんなことはもう早々に諦めていた   究極的僕の理想スキームでは音楽の言葉は 総体として捉えられるようにと考えた産物でも WOWなんて空虚な言葉の羅列で 文字を稼ぐ僕自身自家撞着で説得力皆無です   結論僕も流行の曲のフォーマットをなぞるだけで 発明寄りの発想を超えた創作者的体をなす 結局のとこ僕ら全部マクルーハンの言う通り形式を 超えたメッセージ伝えるだけの力持っているわけもなく 究極的僕の理想スキームでは音楽の言葉は 総体として捉えられるようにと考えた産物でも WOWこれも常套のバンド編成で 大体そこら中転がってる音楽と同内容のコンテンツ
3.
「しょうらいのゆめ」を持てという大人は全員が教師だった 僕らは線路の分岐器の操作しか許されない 充分に感じられるリストの選択は不自由で 不正解へ向かわせまいとする声に溢れている 嗚呼上見て倣えの連続に笑止 今日日通じると思う与太郎が 勝者気取る総下流社会 傾向と対策と悪の連鎖 才能を潰すための粗探しで今日も金槌振るうだけの 人生を送る方がきっと楽なんだろう たかが通信料を払うだけで文句並べ放題の娯楽へ 行き着くような先行を見ても尚前進の合図 ゼネラリスト向けの生産ベルトによる 凄惨な現状を抜け出して ダートを走り出す勇気はどうやったら? 「将来の夢は応援するよ(※ただし正規雇用に限る)」 大人は条件に中らない僕には豹変して 唱う「均質的大量生産バランス型人材育成論」 歌い返すくらいはしてもいいだろう Woh Woh
4.
「ひさしぶり、今日も僕たちは大人たちの奴隷だね」 しばらくぶりの挨拶には思えないような言葉に 驚いたったったら… だけどなんか不思議と解せるよう不明瞭な引力 君のユーモアイロニカルな一言で世界を変えてくれないか ビートに乗せて叫ぶ文句なら幾分か理解は簡単か おはよう今朝も僕たちは詰め込まれて運ばれる モノみたいな扱いにはもう随分と慣れたよね笑 カリスマティックな引力 君のユーモア色に常識何もかも全て塗り替えてくれないか サイコなまでの合理主義で人を導くために声帯を震わせ ユーモアイロニカルな一言で世界を変えてくれないか ビートに乗せて叫ぶ文句なら幾分か理解は簡単だ
5.
きっとこの時代の言葉はずっと残される訳もなく そっと一次元の流れに沿って先細ってゆくのでしょう 君のメールも掠れてゆくのさ まだまだ間に合ってくれるならちょっともう一度見返したい そしてその意味が違うことにもう戻らぬシビアな刹那 僕の気持ちに保存料を足して
6.
ずっと繋いでたはずの手はもう離れてしまった 僕の掌仄かに残った熱が今日も心臓へ伝う 遠く向こうの僕の目はもう届かぬ場所へ 距離は少しも変わらないような気が未だしているのさ 已(すで)に君には僕の感傷の ほんの切れ端すら入り込める余地もないだろう 今宵いくらか雨が強くとも コンビニへと向かおう冷えた缶ビールを買って帰りたい 君から借りたままの雨傘と広げた後に気づき徐に閉じた まぁちょっと濡れたところで風邪はひいたりしないか 留め具締め歩き出して気付いたこの方が空が見えた 今夜は少し雨が強いから この500mlを片手に笑えそうな映画を見て過ごしたい 君から借りたままの雨傘の名前書かれたシールを剥がして丸めた
7.
空を見上げてみたとこでほんの少しだけの雲と 星もないことはないけどどれもわずかに白いだけ 明日も今日と同じ目先のことこなしてまた次へ それを繰り返してるだけのように感じることも 見えないと嘆くことすらできず少しずつ進む 次の交差点どっちが妥当だろう? 南中高度突破して月はミッドナイトを過ぎて 仄明かりわずか住宅地 一人小さいことにちょっと悩み出す 街灯未だオレンジの影指し示す方向の先にある将来なんて考えて 有意的な夜の路地を踏みしめる   南中高度突破して月はミッドナイトを過ぎて ほぼ見失いかけた現在地もう少しだけマシなことで悩みたい だいたい日陰歩んできた私には郊外の 反射した太陽光と人工の光に当たるくらいがちょうど心地良い
8.
追いかけてきた夢の一部やその周りが叶いかけた時 見えてくるものは思ったより少しいびつな形をしていて 想像以上の妥協点とそれらを結び引き下がるライン 割り切れると思ってたものは振り返ると余分が残っていて 未だそれを僕が手放せないのは過去にどうでもいい不透明と嗤われたから ずっとその中を歩いてきた一歩前のこの足跡を捨てる勇気がないから 追いかけてきた夢の一部やその周りが叶いかけた時 見えてくるものは思ったより少し淀んだ色をしていて 必要な人が増えるごとに息がかかり酸化をしてゆく 鮮やかと呼ぶには程遠い意図しないものが映っている 未だそれを僕が手放せないのは過去にどうでもいい不透明と嗤われたから ずっとその中を歩いてきた一歩前のこの足跡を裏切れなくて 今も前に足を運ぶのは過去の僕のような人々に 夢を見せたいとか そうじゃなくてため息を浴び続けた あの時の僕の痛みに申し訳が立たないから
9.
夜の通勤電車飛び込んで知らない街へと下るんだ 聞いたことすらないような駅のホーム灯り流れる世界 夜の通勤電車飛び込んで知らない街へと下るんだ 聞いたことすらないような駅で降りる次々と減って 乗客はいつの間にいなくなってこの車内にはたった僕ひとり どうかこんな僕はどこか連れ去ってくれよ列車 終点に着いたら次の列車乗り継ぎさらに北上を 上り方面すれ違う音僕の晴れない心かき消してくれよ どこまで行けばこれは逃避行と呼べるのか 意味のないことを考えていられる 終点に着いたら次の列車乗り継ぎさらに北上を 線路上の継ぎ目渡る音イヤホン越しに確かに進んでいると ここまでくればきっと逃避行と呼べるかも くだらないことを考えて笑う 意味のない時をちょっとください
10.
夜の通勤電車飛び込んで知らない街へと下るんだ 聞いたことすらないような駅のホーム灯り流れる世界 夜の通勤電車飛び込んで知らない街へと下るんだ 聞いたことすらないような駅で降りる次々と減って 乗客はいつの間にいなくなってこの車内にはたった僕ひとり どうかこんな僕はどこか連れ去ってくれよ列車 終点に着いたら次の列車乗り継ぎさらに北上を 上り方面すれ違う音僕の晴れない心かき消してくれよ どこまで行けばこれは逃避行と呼べるのか 意味のないことを考えていられる 終点に着いたら次の列車乗り継ぎさらに北上を 線路上の継ぎ目渡る音イヤホン越しに確かに進んでいると ここまでくればきっと逃避行と呼べるかも くだらないことを考えて笑う 意味のない時をちょっとください

credits

released December 31, 2021

license

all rights reserved

tags

about

Kijibato Japan

Japanese Pop

contact / help

Contact Kijibato

Streaming and
Download help

Redeem code

Report this album or account

If you like Kijibato, you may also like: